子持壺
みなさん「子持壺」はご存知でしょうか。壺の本体に小さな子壺が複数付いた特徴的な形をした壺です。倉吉市三江にある上野遺跡からも数多く発見された、古墳時代に作られた貴重な考古資料です。「北谷のシンボル」として親しまれています。
【国重文】上野遺跡_子持壷(集合)(大伯耆国展図録)
この写真は、倉吉博物館よりご提供いただきました。
3年生は、総合的な学習の時間に「久米のよさを見つけよう」をテーマとして、久米地区に伝わる伝統や文化について学習します。今回、その一環として子持壺作りに挑戦しました。
この活動は、北谷コミュニティセンターの岩垣館長に特別非常勤講師をお願いし、成形から乾燥、素焼き、釉薬かけ、そして本焼きといった一連の流れをシリーズで指導していただきます。大変お世話になります。
子どもたちは粘土の感触を味わいながら、大昔、地元にくらしておられた大大先輩のくらしに思いを馳せ、自分のオリジナルの子持壺作りに取り組みました。どんな仕上がりになるか、楽しみです!