修学旅行

 6月20日(木)・21日(金)の一泊二日、久米中学校区小学校連合修学旅行団として、広島へ修学旅行に行きました。令和元年度以来、5年ぶりに広島への修学旅行となりました。


 広島へ行く一番の目的は、平和学習。最初の訪問地は、広島平和記念公園です。
 到着後、まず平和記念資料館内のメモリアルホールで、広島原爆近距離/直接被爆者・原爆孤児 飯田國彦さんより被爆体験講話をいただきました。午前中の限られた時間でしたが、貴重なお話を聞かせていただきました。


 講話後、お弁当を食べ、原爆ドームを背景に記念撮影をしました。そして平和の子の像で『平和の集い』を行い、千羽鶴を捧げ、平和を願い祈りました。


 平和の集いの後は、ボランティアガイドさんの案内により、班ごとに平和記念公園内のフィールドワークを行いました。

 最後に、平和記念資料館の展示を見学して、平和記念公園での平和学習を終えました。


 学習指導要領では、「平和学習は、戦争によってもたらせる惨禍や核兵器の脅威への理解、世界平和についての考察を行うことなどを目的」としています。広い意義では、「人間の生命の尊厳を否定する一切の暴力に反対し、平和を愛し平和社会の実現に貢献しようとする人間を育てる教育」です。
 一気にたくさんの情報に触れたので、それらを整理し、理解していく作業は、社会科をはじめとする様々な学習と関連させながら、これから学校で行います。今回、一人一人が感じ取ったことを大切にしていきたいと思います。

 次に、廿日市市に向かい、フェリーに乗り換えて宮島へ渡りました。世界遺産 厳島神社を見学・参拝した後、商店街でお土産の買い物をしました。

 一日目の予定はここまで、宮島のホテルまことで夜を過ごしました。

 二日目は、福山市へと向かい、まずは「JFEスチール西日本製鉄所」の見学(写真撮影禁止)をした後、最終目的地の「みろくの里」へ行きました。
 お昼のカレーライスをいただいた後は、班ごとに時間いっぱい乗り物やアトラクションを楽しみました。

 楽しい時間は、あっという間に過ぎるもの…。みろくの里で解団式を行い、帰路へ着きました。

 当初、天気予報では雨に遭うことを覚悟していましたが、雨が降ったのはホテルで過ごした夜の間だけで、朝にはすっかり雨も上がりました。一度も雨に遭うことなく、気温もあまり上がることなく、すべての活動を無事に行うことができました。
 添乗員さんをはじめ、バスガイドさん、運転手さん、旅館の方々、見学先でお世話になりましたすべての方々に感謝申し上げます。無事、子どもたち全員の思い出に残る修学旅行にすることができました。ありがとうございました。




このブログの人気の投稿

倉吉市立久米小学校 開校!

5月1日(水)『今日の久米っ子』

4月参観日