認知症理解のための絵本教室

 9月30日(月)、6年生が『認知症理解のための絵本教室』を行いました。

 6年生の総合的な学習の時間は、2学期から様々な人権問題について学習します。
 今回、高齢者の人権問題としての切り口から、認知症についての学習を行いました。
 この学習は、正式には『子どもたちの認知症の理解のための絵本教室』といいます。倉吉市認知症支援に関する事業の一つで、地域や家族の一員である子供たちが、認知症という病気について正しく理解し、認知症であっても同じ価値のある尊い存在であること、高齢者を敬う気持ち、助け支えあう社会の大切さに気づき、誰もが安心して暮らせる町づくりを推進していくことを目的に行われます。倉吉市長寿社会課、うつぶき地域包括支援センター、かもがわ地域包括支援センター、認知症地域支援推進員の皆様をはじめ、たくさんの方々にお世話になりながら、学習を進めました。

 まず、絵本『ばぁばは、だいじょうぶ』の読み聞かせと認知症についての説明を聞きました。そして、認知症の方が道端で困っておられるところに出会う場面のロールプレイを参考に、どのように接していけばよいかをグループで考えました。そして、自分たちの考えた方法でうまく接することができるか、子供たちがロールプレイを行いました。




 うまくいくこともあれば、思っていたようにはうまく関わることができないことも…。子供たちは、体験してみることで気づくことが多くあったようです。
 より良い自分をめざして、今回の学びを次につなげていってほしいと思います。

 お世話になりました皆様、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。




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